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その2:「文字が途中で割り込んでいる」
――『School Rumble』2巻33ページ(小林尽/講談社 マガジンコミックス)
播磨 そ…そう
いえば…!)
(心の中の天満)
好きなヒトが
いるんです)
播磨 今\頃/気づいた
衝撃の事実)
――『School Rumble』2巻33ページ
(小林尽/講談社 マガジンコミックス)
その2:「文字が途中で割り込んでいる」というレトリック(?)

テキスト文字では、うまく表現できません。画像を見てください。
よけいな文字が、挿入されています。割り込んでいます。

たしかに、手書きで「後でつけ足す」という感じで、割り込ませることはあります。
でも、これは原稿として書き上がっているものです。決して、紙の切れ端に書いているメモではありません。
とすると、わざと割り込ませているのは間違いありません。であれば、これもレトリック(?)として見ることができます。

  *

引用は『School Rumble』2巻から。
播磨は天満に恋をしている。
で、ある日「好きなヒトがいるんです」という天満の言葉を耳にする。

それから数日が過ぎて。
播磨はやっと、自分に恋のライバルがいることに気がつく。
それが引用のシーン。

播磨にとってはたしかに、「今」気づいた衝撃の事実、なのです。
けれども読者にとっては、「今頃」気づいた衝撃の事実、となっています。
そのギャップを伝えるために、「頃」の文字が割り込んでいる。そういったわけです。、
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