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このサイトのくわしい説明

 
 1.このサイトでやっていること

  • このサイトでは、マンガの「ふき出し」部分で使われているレトリックを紹介しています。つまり、マンガのうち「文字」が書かれている部分が、このサイトで扱っている対象です。

  • なので、イラスト部分のレトリックについては(原則として)このサイトでは扱いません。このことは重要な点です。

    たとえば、『日本語のレトリック 文章表現の技法(岩波ジュニア新書418)』(瀬戸賢一/岩波書店)では、『ドラえもん』に出てくる「のび太」の「涙」を例に出しています。のび太の涙が、ドラえもんを押し流す。これを、「誇張法」の例として紹介しています(いくら大泣きしていたとしても、ドラえもんが流れるほどには涙は流れない。大泣きしていることの誇張表現です)。また、『レトリックの記号論(講談社学術文庫 1098)』(佐藤信夫/講談社)も、同じようなことを述べています。

  • しかし、このサイトでは、そういった「イラスト」の部分でのレトリックは扱いません。これは、そこにまでは手が及ばない、というサイト作成者の限界によるものです。

 
 2.このサイトでいう「レトリック」という言葉について

  • このサイトでは、「レトリック」という言葉を「狭い意味でのレトリック」、いいかえると「修辞」という意味(効果的な言語表現を工夫する、という意味)で扱っています。

  • なお「広い意味でのレトリック」は、「発想・配置・修辞・記憶・発表」の五部門に分かれます。コミュニケーションの達成の手段として、発想からはじまって発表までが、「広い意味でのレトリック」になります。

  • しかし、現代で「レトリック」と言った場合、この「広い意味でのレトリック」を考える人はあまりいません。ふつう、「発想・配置・修辞・記憶・発表」の五部門のうち「修辞」を、「レトリック」の中心として考えます。
    つまり、「効果的な言語表現を工夫する」ことを、「レトリック」の大きな目標とします。

  • このようなことから、このサイトでも、この「狭い意味でのレトリック」、つまり「修辞」を「レトリック」として扱っていきます。

 
 3.このサイトを作る際に参考としている書籍など

  • このサイトを作る際に参考としているレトリックに関する書籍は、

    • 『レトリック事典』(佐藤信夫[企画・構成]、佐々木健一[監修]、佐藤信夫・佐々木健一・松尾大[執筆]/大修館書店)
    • 『日本語の文体・レトリック辞典』(中村明/東京堂書店)
    • 『日本語レトリックの体系』(中村明/岩波書店)

    を中心として、

    • 『レトリック辞典』(野内良三/国書刊行会)
    • 『レトリック感覚』『レトリック認識』(佐藤信夫/講談社)
    • 『日本語のレトリック 文章表現の技法』(瀬戸賢一/岩波書店)
    • 『レトリック小辞典』(脇坂豊・川島淳夫・高橋由美子[共編著]/同学社)


    などです。くわしくは[参考文献]をご覧ください。

 
 4.で、このサイトの作者は何者か?

  • このサイトの作者は、「balloon-rhetoric」という人です。

  • 「balloon-rhetoric」という人、実は、レトリックに関する講義を受けたり教育を受けたりしたことは、一度もありません。
    つまり、ド素人なんです。

  • もうちょっと詳しく書いておくと、「balloon-rhetoric」という人は、大学では法学部で受講していました。[著作権について]のページで著作権法に触れるだけでなく判例や裁判例まで引用していたりして難しい説明をしているのは、このためです(判例と裁判例との違いにこだわるなんて、ますます法律家っぽい)。

  • なので、とにかくレトリックについてはド素人なんです。だから、間違いなどがサイトで見つかったら、メールを送って訂正してあげてください。メールアドレスは[こちら]です。

 
 5.サイトで引用しているマンガの決めかた

  • 引用しているマンガは、だいたい過去10年くらいまでに発売された単行本を使っています(一応の目安ですが)。

  • しかしこのサイトを作っている「balloon-rhetoric」という人、あまりお金持ちではありません(←これは「緩叙法」。つまり貧乏だということです)。なので、新刊の単行本をたくさん買うことはできません。

  • そういうわけで、引用しているマンガの多くは、
    1. 古本屋で買う(ブックオフなんかが近所にある)
    2. 図書館で借りる(東京都内の区立図書館には、マンガが蔵書としてあったりする)

    の2つのパターンで見つけられるものが多くなってしまいます。

  • なので引用している漫画本は、ちょっと古めの本が多いかもしれません。

  • いずれにしましても、漫画家の皆様におかれましては、「現行の著作権法では」著作権の対価が1円たりとも入らないことになってしまいます(「現行の著作権法では」とわざわざ書いたのは、文化庁とかで、図書館での貸し出しに対して著作権者に対価を支払うべきだという方向性で2008年を目標に立法作業を頑張っているとかいないとか。そんな話が耳に入るためです)。

  • こんなことを書くのも、法学部出身だからなのか?

 
 6.このサイトを見るためのコンピュータの環境

  • このサイトは、見るための環境をなるべくを限定しないようにしました。

  • 具体的には、

    1. 「傍点」については、無理をせずアンダーラインで代用しました(<RUBY>タグを使って表現できないわけではないけれど、<RUBY>タグに対応していない環境だと悲惨な表示になるので)

    2. サイトにある全てのページの横幅を、740ピクセルに固定しました。ちょっと古めのコンピュータで、800×600ピクセルしか表示できないという環境を考慮して、このようにしました。このサイトは800×600ピクセルしか表示できなくても、横スクロールをすることなくサイト見ることができるようになっています(800×600ピクセルの方は、訪問者のうち、およそ1%いらっしゃいます)。ただまあ、最近のマシンでブラウザを最大化すると、ブラウザの左右に大きな余白ができてしまって少し間抜けですが…。

    などです。
     
  • ただし、フォントの大きさについては。
    「中サイズからやや小さめ」に設定しておくと、見やすいように作っています。

    だいたい、

    1. 「Internet Explorer」の人は、〈文字サイズ〉を「小~中」で
    2. 「Netscape」の人は、〈テキストの拡大/縮小〉を「90%~100%」で
    3. 「Firefox」の人は、〈ズーム〉を「リセットした状態」で、
    4. 「Opera」の人は、〈表示〉を「100%」で、
    5. 「Google Chrome」の人は、〈テキスト拡大〉を「標準」で

    見ていただくことを、おすすめします。なお、
  • 「ルビ」について、<RUBY>タグを採用したところがあります。それは、「明治大正時代の古典的なレトリックの本」をHTML化した部分です。これを書いた2010年2月の時点では、「Internet Explorer」と「Google Chrome」の2つで<RUBY>タグが使えるようになっているようです。くわしいことは、<RUBY>タグを使っているージに書いておきました。

 
 7.最後に

  • まだまだ建設の途中にあるサイトです。けれども、たまに見に来ると更新されていたりします。ですので、たまには見に来てやってください。更新があったかどうかは、[更新履歴]を見ると分かります。

  • 以下、「グチ」が入りますけれど、聞いてください。

  • 日本語のサイトで「レトリック」を扱っているものが、きわめて少ない。確かに、「マンガ」で使われている「レトリック」を紹介するサイトがないのは分かる。でも、そういうのではなく、小説だとか詩みたいなものを素材にして「レトリック」を紹介しているサイトまでも、ごく少ない数しかない。

  • たとえば、日本語の「ウィキペディア」にある、「レトリック」のページ。ここでも、レトリック関連のところは、まだまだ成長途中です。このことは、英語の「wikipedia」にある「rhetoric」のページと比べればハッキリ分かります。

  • ようするに、日本語で書かれている「レトリック」関係のサイトが少なすぎるのです。だから、他のサイトを参照しながらサイトを作っていくことができないのです。当然、パクリもできない。そんな中で法学部出身の人が「レトリック」に関するサイトを作っています。ですので、それ相応な数の間違いや記述漏れなどが登場するのは、仕方がないのです。
    …と、自己弁護をしてみる。



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