このページは、 のページにあったものを引き継いでいます。
TOPへ 50音順 使う目的別 佐藤信夫『レトリック事典』の分類 中村明『日本語の文体・レトリック辞典』の分類
 
ことば遊び ことばあそび word game


定義重要度

ことば遊びは、ことばの順番を変えたり、本来持っていたことばの発音を別の意味に振り向けるといった遊びの総称です。


効果

効果1笑いを誘う

「ことば遊び」には、「遊び」という文字が入っている。「遊び」なのだから、笑いを誘うようなものなのだろう。——それは、全くその通りです。
:笑い、笑う、笑む、笑み、微笑、口元がゆるむ、笑みがこぼれる
効果2いつもと違ったことばの使われかたを、楽しむ

 
「ことば遊び」には、おもしろさや急所をつくようなところがあります。このことによって、楽しさを生みだす場合があります。
:楽しむ、楽しみ、おもしろい、楽しい、愉快
効果3ナンセンスな表現をつくりだす

 
「ことば遊び」を真剣なものとして、考える。そのように考えれば、バカバカしいナンセンスなものと感じることでしょう。
:ナンセンス、滑稽、下らない

使い方
使い方1語がもつ音からの連想によって、ほかの表現を導きだす

 
ここに含まれるものとしては、「駄洒落」「地口」などがあります。1つの表現がもっている「音」によって、それに似た表現が導きだされることになります。
:[駄洒落][地口][パロディ
使い方2ことばの文字や意味から、ほかの表現を生みだす

「ことば遊び」を作るばあい。日ごろ当然に結びついていた「文字の意味」と「文字のつづり」とが、切り離されたことになります。そのことが「ことば遊び」の重要な点です。




レトリックを深く知る

深く知る1ことば遊びの例
「ことば遊び」には、次のリストのようなものがあります。
  • アナグラム:文字の順番を入れかえることによって、違った言葉をつくるもの。
  • 交叙法:一定の規則に従って文字をならべること。
  • 字喩:漢字の形をもとにした謎解きをするもの。
  • アクロスティック:それぞれの句の最初に使われている文字を並べると、別のことばがあらわれるもの。
  • しゃれ:1つのことばの中から2つの意味が読みとれるもの。
  • 駄洒落:
  • 地口:「ことわざ」などのパロディをするもの。
  • 早口ことば:口が回らなくなるようなことばを、あえて言うもの。
  • なぞかけ:「〜とかけて〜と解く、心は〜」という形になっているもの。
  • 文字鎖・しりとり:ようするに「しりとり」のこと。
  • 類喩:
  • 数装法:文の中に数字をちりばめるもの。
  • 異分析:ことばを語源とは無関係に分割した後、新しいことばをつけ加えるもの。
  • 錯字・音字換入:ことばの中の文字を1つか2つ取りかえて、全くべつの文をつくること。
くわしくは、それぞれの項目を参照してください。





 
レトリックの呼び方

 
呼び方 ことば遊び
呼び方 言語遊戯


  
関連レトリック

アナグラム交叙法字喩アクロスティックメソスティックアルファベットアクロスティック、折句、回文しゃれ、駄洒落、地口早口ことばなぞかけ文字鎖・しりとり、類喩、数装法異分析錯字・音字換入

参考資料

  
●『ことば遊び(中公新書 418)』(鈴木棠三/中央公論社)

「ことば遊び」に関しては、この者の右に出る人はいないでしょう。同じ者の『新版ことば遊び辞典』(鈴木棠三[編]/東京堂出版)には、さらに詳しい解説があります。
●『グラマー・テクスト・レトリック』(安井泉[編]/くろしお出版)

この本も、「ことば遊び」について踏みこんだ説明をしています。



余談

余談1「ことば遊び」を作ってみた人は時には。

「アナグラム」「回文」「アクロスティック」のような言葉遊びについては、
しろくま君のホームページ] byしろくま君
が参考になります。そちらもご覧になると、役に立つと思います(ただ、最近はサイトの更新が行われていないようですが)。


このサイト全体からのサーチ
 
「使う目的別のページ」の中からサーチ
TOPへ 50音順 使う目的別 佐藤信夫『レトリック事典』の分類 中村明『日本語の文体・レトリック辞典』の分類