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暗示引用 あんじいんよう allusion






  • 『レトリック事典』(佐藤信夫[企画・構成]、佐々木健一[監修]、佐藤信夫・佐々木健一・松尾大[執筆]/大修館書店)
  • 『日本語レトリックの体系—文体のなかにある表現技法のひろがり—』(中村明/岩波書店)
[明示引用 めいじいんよう]
〔多重〕の原理に立つ文彩である《●引用法》の一種。
引用の範囲や作者・出典などを明記して、はっきり引用とわかるような形で引用する修辞技法。
伝統的なレトリック理論の中に、アリュージョンまたは《暗示引用》という用語がある。ひろい意味では、それは引用の一種だけれど、せまい意味では《引用》に対立する。古来、引用には出典を明示するのがエチケットだろうが、アリュージョンは、表現を借りておきながら、貸し主を明示しない。無断で借りた上に、ときには借りたものに手を加えて変形してしまうこともあって、[...以下略]
  • せまい意味の「暗示引用」
  • 「なんという本から引用したか」と「だれの書いたものを引用したのか」とが、きちんと書かれていないもの。
  • ひろい意味の「暗示引用」
  • 「なんという本から引用したか」と「だれの書いたものを引用したのか」とが、きちんと書かれていないもの。というのにプラスして、引用したヒトが引用文になにか手を加えているもの。