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  • 「翻案」は、1つの物語をまねるレトリックです。そして、これに似ているレトリックとして「本歌取り」と「パロディ」があります。

    「本歌取り」は、和歌で用いられるレトリックです。そしてこの「本歌取り」は、これまで詠まれてきた和歌の作品を、まねるものです。たしかに、これまでの「和歌」の全てをまねるものではありません。

    ですが新しい和歌を作るとき、「本歌取り」の「本歌」にあたる和歌をそのまま盗用することはできません。趣向を重んじつつも、新しい和歌としてのオリジナリティを持つことが大切です。

    パロディ」は、もとの作品をアレンジする点では「翻案」と同じです。けれども「パロディ」は多くのばあい、諷刺や滑稽をするばあいに使われます。からかう、といったニュアンスをもっているかどうかによって、「翻案」と 「パロディ」は異なります。
  • 深く知る2コミックスのなかの「翻案」
  • コミックスには、翻案して作られた作品が多くあります。たとえば、
    • 『最遊記』(峰倉かずや/エニックス Gファンタジーコミックス)は「西遊記」の翻案(?)
    • 『封神演義』(藤崎竜/集英社 ジャンプ・コミックス)も「封神演義」の翻案
  • といったように、コミックスの世界で「翻案」の例をあげれば、山のようにあります。




  • レトリックの呼び方
  • 呼び方
  • 翻案

  • 関連レトリック
  • 参考資料
  • ●『短歌レトリック入門——修辞の旅人』(加藤治郎/風媒社)
  • 「翻案」と「本歌取り」との比較については、この本が役立つと思います。
  • ●『時代小説家になる秘伝—プロ作家養成塾—(ベスト新書 172)』(若桜木虔/KKベストセラーズ)
  • 小説を書きたい人への、ハウツー本です。この本は、かなりくわしく「翻案」について書かれています。この本の主な読者は、小説を書きたい人です。けれども、それ以外の人でも参考になると思います。